AX 青森のひとはめげない - 旅する魂(たましい)


青森のひとはめげない

ゆうべ テレビで 日本全国の県民性を調べる みたいな
クイズ番組(?)を やっていました
お風呂を沸かしているあいだ ちょっと見るだけのつもりが
面白くて なかなかテレビの前を離れられませんでした(笑)

 
その中で
「日本一めげない県は青森県」というのを 検証していて
その理由を 青森のひとにインタビューしたら
「毎日ものすごく雪かきするから」 という答えでした
 
毎日毎日 雪かき しても しても しても
あとからあとから 降り積もる
だけど とにかく 雪かき するしかない
めげてる場合じゃない ということなんですね~
 
雪のないところで のほほんと育ったたびたま
頭を ガツーンと 殴られた思いでした
 
雪国のひとは 生活のための 仕事や家事
恋 勉強 趣味 病院通い etc.
といった 日常的な活動に さらに加えて
「雪かき」という 大変な 重労働を
毎日 毎日 こなしていらっしゃるのですよね
 
雪国を選んで 生まれてきたひとびとって きっと
「よーし 今世では とにかく 困難に負けず
忍耐強く 働くぞ!」
と 思い定めて 生まれてきた
勤勉で 努力家の 魂たちなのでしょうね!
 
それで あっと 思い出したのが
前に 食品工場でバイトしていたときの
同僚の パートのおばちゃん
青森出身の ピグモン

髪型が似ているので・・・これは本人に内緒!(笑)

 
そこは きつくて 暗くて 希望がなくて
空気が いつもピリピリ ギスギスしてて
求人広告を見て 応募してきた 新人パートの 大半が
3日ももたずにやめてしまう 工場でした
 
ちなみに たびたまは はじめのうちこそ 身体がきつくて
「こりゃ 1か月もたないな~」という感じでしたが
生まれて初めて経験した 肉体労働が けっこう気に入って
商品も とても美味しいものをつくっていたので
給料はスズメの涙でしたが
一労働者として 誇りをもって 働いていました
 
そんなわけで 仕事そのものは 楽しかったのですが
工場長の若妻(A夫人と呼んでおきましょう)の
パワハラ モラハラ セクハラ(耳を覆いたくなるような暴言
胸やお尻をわしづかみ 男性の急所蹴りなどは
日常茶飯事)が 長くいればいるほど エスカレートしてきて
これを野放しにし あまっさえ 助長するような
工場長のやり方にも 不信感がつのり・・・
 
結局 3年ちょっと いましたが 
どうせ辞めるなら 1つくらい みんなの役に立つことをしようと
パート・アルバイトに不利な労働条件の改正を求めて
会社を相手に ひとり労働闘争を起こし(←組合がないので)
それに プチ勝利を収めてから 辞めました
 
ピグモンは いちばん長くいるパートたちの 1人だったので
毎日毎日 自分の子どもより若い A夫人の
気分次第のイジメや 八つ当たりに
泣いたり 怒ったり 傷ついたりして そのたびに
「もう 辞めようかしら」 と 口癖のように いいながら
しかし 今も しぶとく 同じところで 働いてます(^ ^)

 
4年前 ピグモンは 仕事中に
機械で 指に あわや骨まで切断! というほどの
大怪我を 負いました
 
ピグモンが怪我して 現場が血だらけになったとき
たびたまは もう仕事はできないだろうな と思い
ピグモンのために 悲しんだのですが
ピグモンは 手術後 数週間 休んだだけで
仕事に 復帰しました
 
そこまでしても 働かなければいけない事情が
彼女の方にも あったでしょうが
古いパートなので たとえ 指を怪我していても
彼女がいてくれると 現場は 助かるのです
  
神経をぶち切る 大怪我だったので
いまも 後遺症が残って 冬には痛みやしびれがひどく
細かな作業は しづらいようです
 
でも A夫人の態度は 終始一貫 冷たいものでした
「ババァ 怪我なんか 自分の不注意だろ
こっちは 迷惑かけられた方なんだよ
指が痛いとか なに甘えたこといってんだよ」
 
A夫人も 悪いひとではないのです
ただ 自分の価値観でしか 物事を見られない
粗暴で ひとの痛みがわからないだけ・・・
洗練されていない いわば 原石の状態なのかもね
 
とはいえ ピグモン自身も 割と 大人げない方で
機嫌が悪いときなど 現場で
新人パートに きつく当たったりするため
それで泣いて辞めた新人さんも 数知れずいます(笑)
 
たびたまも 最初のころは カチンときて
顔で笑いつつ 心の中では「こんのォ~」 と思うことも
しょっちゅう あったのですが
そのうち ピグモンの人となりが わかってくると
何だか 憎めなくなってしまい
ピグモンが原因で 泣いているひとを見れば
「あのひとはネ 根は悪いひとじゃないんだけど
子どもなのよ いやなことがあると すぐむくれちゃうの
だから 何言われても 気にすることないのよ~」
なんて フォローするように なってしまいました(笑)
 
じっさい ピグモンは 憎めないひとなのです
人見知りで むくれ屋で 誤解されやすいけど
実はたぶん 寂しんぼうで 可愛いところがあります
料理がとっても上手で お弁当の時間には よく
大きなタッパーに 料理を詰めてきて
みんなに 振る舞ってくれました
 
サラダうどんとか 煮物とか 炊き込みごはんとか
ホントに 美味しかったなぁ~
 
それに ピグモンは 人一倍 努力家なのです
たびたまは バイトを初めて 商品名もなにも
さっぱり わけがわからなかったころ
ピグモンのノートを 見せてもらったことがあります
 
そのころは まだ ピグモンのことを
「こんのォ~」 と 思っていたころでしたが(笑)
誤字とか カタカナ言葉の間違いとかが ポチポチある
たどたどしい文字で書かれた その手書きのノートを見て
たびたまは 心から 素直に「すごいなぁ」と 思いました

 
ピグモンとは いまも たまに 近所のスーパーで
ばったり 顔を合わせることがあり
買い物かご片手に 立ち話をします
 
 「どう? 最近は」
 「相変わらずよぉ そろそろ潮時かしらねぇ~」
 
これが いつもの合い言葉(笑)
 
何だかんだ いっても
たぶん 完全に 身体がついていかなくなるまでは
工場を 辞めないんだろうな~ ピグモン
 
青森のひとは 間違いなく
何があってもめげない 頑張りやさんです(^ ^)
 

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コメント(6)

青森辺りは、雪かきの回数も相当なんでしょうね。
こちらは最近は、ドカッと降る事も少なくなり、昔に比べたら楽してます。
それでも・・・降らない土地の人たちからは想像も出来ない一仕事があるわけで、冬はやっぱり大変なのです。

たびたまさんが前に努めていたと言う会社の話は、自分に置き換えて思い出す事も多く。
辞める時って、そりゃぁいろんな事があっていろんな事を考えて辞めるわけですしね。
仕事がメインなはずだけど、人間関係が1番重いです。
気持ちよく思い出せる職場って・・・いくつもないなぁ。

たびたまさんの辞めるときのプチ勝利もすごい!
(なかなか行動は起こせないもんです・・・)
ピグモンさんはまだ、頑張ってるのね。
ってか・・・ピグモン・・・懐かしいです(*´▽`*)

☆改行してるのですが、投稿するとうまく行ってない。
 毎回、読みにくくてごめんなさい。

ルレクチェさん こんな感じの改行で↑ よかったでしょうか?
改行キーで行間を開けようとすると うまくいかないようです
このコメント欄は 一部のHTMLタグが使えるので
改行タグ(<br />)を入れると きれいに改行できます
どうでもいいプチテクでした☆

ルレクチェさんは きっといろんな職場で 苦労されたんでしょうね
たびたまは お勤めの経験は そんなに多くないのですが
・・・気持ちよく思い出せるかどうかは 脇においといて(笑)・・・
いままでやってきた いろんな仕事 ぜんぶ 自分に足りないことを
学ばせていただく機会でした

ここに書いた工場では それまでぜんぜん知らなかった世界を 教えてもらいました
息苦しい 後がない どん底の生活感が 充ち満ちていてね
「ここを追い出されたら もうどこもいくところがない」
みたいな雰囲気をただよわせている人たちが たくさんいて・・・
いろいろなことがあったけど 今でも 愛おしい思い出です(^ ^)

ピグモンね「髪型が似てる」って書いたけど 実は顔も似てるんです
これ本人にはぜったい内緒!(笑)・・ピグモンピグモンて
怪獣の名前をいいことに 呼び捨てにしてますが
実際には ちゃんと「さん」づけで呼んでます ひとまわり以上も年上だし
・・・ホントに ここ読んでたら もう一生 口きいてもらえないかも!(笑)
by たびたま
雪国のせいでめげないのなら、新潟県や山形県、秋田県に、北海道、長野県etc.といろいろ雪国はあるので、上位はそれらの同県でしょうか?
ひねくれ者なので、番組を見ていたら突っ込みたくなったでしょう(汗)
あまりに後付け理由のように思えるのですけど、しかしながらそれでも気候風土が人々の生活や性格に及ぼす影響は否定できません。
いや気候風土によって長年積み重ねられた遺伝子、血が県民性(地域性)を作っていくのは正しい見方だと思います。
まあぼくが青森県に引っ越して一冬経験したからといって、めげない人間になるとは限りませんが(爆)

こもれびさん ゲスト回答者の東国原知事も
「このデータはどこまで信ぴょう性があるんですかね?」と質問して
軽くスルーされていました(笑)
どうやら たとえば「めげない」の判断基準になるようないくつかの質問で
アンケートを行い YESの数を集計して順位を出していたようです
ひょっとすると 「物事に厳密な/自分に厳しい」県民性のところは
すべてのアンケートで 下位になってたかも・・・(笑)
でも おっしゃるとおり 歴史とか独特の風土とか習慣とかを通して
育まれてきた県民性って ぜったいあると思いますね~
by たびたま
ピグモン 記憶が薄れてたので画像チェックしました。http://hicbc.com/tv/max/contents/kaiju/20050730/20050730_4.htm
お、思ったより、インパクト大!!
こんなオバちゃん、確かにいそう。 
特に大阪近辺。(←げっ!すっごい偏見だわ)
ピグモンなら、確かに憎めないですね~。
ところで 県民性・・再放送の番組を見た時に、
福岡県人は体育の時間、立ち上がるとき、座るとき 
一斉に、「ヤ==ッ!!」と掛け声を出す・・と言ってました。
福岡県民の私、これまで何の疑いも持たずにきたけど、
他県では やってなかったと知って大ショック。 戦時中みたいに勇ましい教育を受けてたんだなぁ・・と
あらためて気づいた次第でした。

まゆ坊ちゃん 画像リンクありがとう♪
こうして改めて見ると やっぱり似てるわ~(笑)
福岡の「ヤ~~ッ」て 知りませんでした!ていうかどうやって?
先生が 「ハイ体育座り!」 とか言うと
みんなで「ヤ~~ッ」って言いながら座るの?
全校生徒でそれやったら 壮観ね~ ちょっと 見てみたい!
by たびたま
たびたまさん、こんばんは*゚∀゚)ノ 人の悪い面だけ見ず、いい面をみれるたびたまさんはすごいっです。。。私はまだ無理かもです(汗)
昔よりはましになりましたが…ひどいものでした。 自分が嫌いだと思う人間からの恩恵をこよなく嫌い。
嫌いなのにそれを受けることが、悪であるというか自分のプライド的なもので拒否的な感情が強かったんです。 今、考えれば受け入れる努力を怠っていただけなのかもしれませんが…。
前よりかは冷静にみれてるつもり??なんだけど、
まだまだ、子供感情です。
たびたまさんを見習って、私も少しは成長せねばっ。

ヒロヒロさん いやー いい面を「見れる」のではなく ただ「見える」だけなんです
見えちゃったら もう しょうがないですから(笑)

「嫌いなひとからの恩恵を受けられない」←わかりますよ~
だれだって 嫌いなひとには 借りをつくりたくないですものね(笑)
たびたまは自分の好き嫌いにかかわらず 否応なしに恩義を受けざるを得ない
環境で育ってきたので・・・子どものころは それがすごくイヤでした
プライドの高い子どもだったので 屈辱の毎日でしたよ(笑)
by たびたま

悪い人ではないから…いろんな人がいらっしゃるから…いい聞かせてはみるものの、まだまだプチッ!とくるぴーです。
顔に出なくなっただけ、ましになりました。
大人の対応ができるたびたまさんは、人間ができてるなぁ。
こういうと、「いえいえ、たびたまなんて、またまだです。努力している最中です」て、おっしゃっるんでしょうね。
その点も含めて、私も見習わねば!

あはは ぴーさん たびたまの答えまで予測してくださって
ありがとうございます(笑)
でもねー たびたまの「大人の対応」は 努力しているわけでは ないんですよ
子どもの頃から 身についちゃってるんです だから少しも偉くないです(^ ^;)
プチッと来ながら 「悪い人ではないから…いろんな人がいらっしゃるから…」と
自分に言い聞かせる そのぴーさんの努力の方が ずっとあっぱれですよ(^ ^)
by たびたま
こんばんは。
東北の方は総体的に頑張り屋さんだと思いますねー。
秋田の方はその上にお人よしがプラスされている。
そうですよね~、雪かきはやらなきゃ仕方なし、
本当に根性と忍耐が培われる訳ですよね。 以前放送していた番組で、秋田の方のおもてなし上手と言うか、大盤振る舞いと言おうか、捨て身の接待が・・・私には衝撃的に近い、感動を覚えたものでしたよ。 あれはそう・・・
世界共通の・・・巡礼の地域にある(旅人はもてなすもの)という温かな、義務的思想が、見事に根付いているなー!という感動ですね~。
東北にあってむしろ、洗練されたグローバルな県民性を目の当たりにしたわけでした。 たびたまさんも、青森県人のめげないという所、共感できたのではありませんかね?(笑)

ウルフさん 秋田の方って そうなんですか
たびたまも いつか行ってみたいな~♪
茨城より北に 行ったことないのです

東北の 言葉の響きが 大好きです
最近 地方出身の芸能人のひとが バラエティなんかに出て
方言でしゃべってくれるのが うれしくてたまらないたびたまです
ついつい 真似してしまいます(笑)
寒い地方のひとって・・・ あったかい気がするんですよね
それはきっと 真冬にひとり放り出されたらぜったい生きていけない
厳しい自然の中で 助け合いながら生きているからなんだろうな~
by たびたま

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