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2007年08月12日

よう 頑張りよるよ

旅する魂(たましい)

の リュウマチの具合が よくありません
いつもは 肘(ひじ)から先 とくに 手首が ひどいのですが
はじめて 膝が 「びっちりとも」(=少しも)動かなくなりました
ひどく 疼(うず)くようで 辛そうにしています

 
どんなに痛くても 身体が動かなくても 具合が悪くても
家事 畑の世話
まるで 将軍様の おつき女中さながらに
四六時中 休みなしに 仕えていなければならない
気むずかしい夫の 身の回りの世話
たぶん 都会の ふつうの 専業主婦より
精神的にも 体力的にも
ずっと 大変な毎日を送っている 三ちゃん(母)です

 
4週間暮らした 実家とも
あと 2日で お別れです
 
もう あまり 時間がないので
三度三度の食事の準備に 追われながら
バタバタと 荷造りをしたり
お盆の準備をしたり しながら
帰る前に 教えておかなければならないことも
いろいろ あるし(留守番電話の使い方とか 笑)
母の話も もっと 聞いてあげたいし
やり残し 思い残しの ないように と
猛暑でぼんやりする 頭に 思いを巡らしながら
慌ただしくも 寂しい 時間が過ぎていきます
 
この4週間 母と ふたりでいるときには
昔の話をして 涙を拭(ぬぐ)うことも たびたび あったのですが
別れが 近づくにつれ
ふたりして 涙ぐむことが ますます 多くなりました
 
 「すまんじゃったなぁ 何もかんも させて」
 「なーんも しとらんよ 毎日 遊んどったもね」
 「何もかんも してくれたもね
   あんたのおかげで 何もかんも ようなった
   もう 思い残すことは なか」
 「まだ いろいろ してやれば よかったね
   4週間も おったっじゃって なぁ
   なーんも して やられんじゃった なぁ」
 「たびたまが おる間は 心強かったばってん
   あんたが おらんごとなれば また 大変たい
   これから 毎日 どうなることやら」
 「うん きつかなぁ ばってん
   これも 人生の修行じゃもんなぁ
   《三ちゃん》(母の名前)は よう 頑張りよるよ
   じいちゃんも ばあちゃんも 見とらすけんね
   『よう 頑張りよるない 偉か 偉か』
   て 言いよらすよ」
 「うん 天国に行ったら
   まっすぐ ばあちゃんに 会いにいくで」
 「わたしも じき 行くよ
   まぁ ばってん
   そう 急いで行かんでも よかたい」
 「そうよ まだまだ 死なれんけんね
   死ぬわけには いかんもん
   わたしゃ ぜったいに 死なん」
 「うん その意気たい
   今は きつかばっかり ばってん
   1日でも 1ヶ月でも 長く 生き抜いて
   笑いながら暮らせるようになるまで 生きらんば
   それまでの 辛抱じゃっでね」
 「はい 頑張ります
   自分が 頑張るしか なかけん
   自分が ダメと思えば もう ダメやけん」
 「偉か 偉か 《三ちゃん》は 偉か
   よう 今まで 頑張ってきた
   あんたは まっすぐ 天国に いくばい」
 
どうして こんなに 三ちゃんを 苛(いじ)めるの?
もう 充分 苦しんだでしょう?
もう いい加減 助けてあげてください
 
と 思わず 天を仰ぎたくなるような
苦難続きの 人生に
歯を食いしばって 己に鞭打って 立ち向かっている
頑張り屋さんの 三ちゃんを
助けて あげられない
いつもそばにいて 力になって あげられない
 
己の 無力さを 噛みしめている たびたまです

 
それでも
ひとは 自分の足で 歩くしか ない
 
自分の荷は 自分で 負うて
転んでも 足にまめができても 道に迷っても
歩き続けていくしか ないのです

 
きょうの午後は 中学校の 同窓会
今回の帰省の 最後の イベントです
 
ほぼ 四半世紀ぶりに 再会する 同級生たち
彼らも どんな人生を
ここまで 歩んできたのでしょうか

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コメント

長いようで、短い休みでしたね。
たびたまさんとお母様の会話が、羨ましく思います。
私もいつか、母とそんな会話をしてみたいものです。

こんにちは
ホントに長いようで短いです
実際、師匠が実家に行かれてから、4週間が経とうとしているなんて・・・
毎日何をやっていたのか私の記憶はあいまいです(笑)

お母様との会話でつい熱いものがこみ上げて来ましたが
『自分の足で歩くしかない』の言葉でハッとし
たびたまさんの強い意志とお母様に対する大きな愛で、我に返ったしだいです
あと残り少ない時間を、有意義に過ごせるように
遠い空から応援しています
ではでは(^^)ノ

昔の女性はすごく大変な思いをしているし、それでも愚痴を言わずに夫を支えているのは本当に偉いと思います。
(※自分だったら思い通りにならない人とは絶対結婚しないでしょうし)
でもたびたまさんが久し振りに来てくれたということはお母様にとってかなりの慰めになったと思います。家電製品も一新できましたし。
同窓会いいですね。報告、楽しみに待っております。

たびたまさん今晩は。すごいいい親孝行をされましたね。人の時間ってあっという間に感じますが、自分の時間って、過ぎてみれば短いのですが、一日一日はすごく長く感じます。たびたまさん、充実した時間をすごされたのですね、

コメントありがとうございます。

たびたまさんとお母様の会話。
私も、母とこういう会話が出来る日がいつかくるのかな。

自分がダメと思ったらダメやけん。
自分の足で歩くしかない。
めちゃめちゃココロにずしっときました。
私も頑張らなくては!って思いました。

おはようございます。
たびたまさんのお母さんは苦労された(現在もされてる方)なんですネ。
だけど…たびたまさんの帰郷が余計にうれしいものだったんだろうな
ってすごく思いました。
親孝行が出来る機会が作れて本当によかったですネ。
私の母(精神面)も違う意味で苦労してる人で…正直娘の私ですら
同情しています(こういう表現が正しいかわからないけど)自分がしっかりしなくちゃいけない・こうしないといけないってすごく細い線をピンとはってる感じがしていつか壊れちゃうんじゃないかなって(でもめっちゃ明るいです)……不安だったりします。
だけど、娘の私にも気を使う人。昔は自分だけ損してる感覚だったけど、今は少しでも親孝行できたらなと思いながらまだ甘えてますけど(笑)
コメントありがとうです。フードプロセッサーのガラスの部分だけ割っちゃんです。
凹んでてもしょうがないので…又頑張ります。

三ちゃんも 娘にまで気を遣う人なんですよ
それも 彼女の個性だと 今は思っています
これから 年月を経るごとに
ヒロヒロさんがお母様の支えになられる部分が
大きくなっていくと思います
お近くにいらして よかったですね(^ ^)
by たびたま

こんにちは♪
なんか切なくなります
三子さんのリュウマチがこれ以上進行しないことを祈ります
時間は否応なく明日へ明日へ進んでいってしまいすね

母親と二人で泣き合える、というのはいいですね。
僕も、いつかそういう日がくればなぁ、と思いますよ。
無力さに歯がゆさを覚えることは、少しですがありますよ。
そして、そんな自分を責めることも。。。
最近は切り替えて、目の前のことを淡々とこなせるようには
なってきましたが、、、
進むことが大事なんだと、思えるようになりました。

笑顔、人にどうみえるか、ほんとに関係ないですね。。。
しかし、自分にどう見えるか、、、
一番大事なそれが、、、
あまり良く見てくれないわけで。。。(-_-;)

そこを変えていきたいですね。(^ヮ^)

リュウマチですか、辛いでしょうね。
私の母も膠原病という難病をかかえつつ、根が明るいので、元気なのが当たり前のように扱われることもあります。
でも、やはり
娘には本音もちらほら。
彼女は「書く」という仕事をすることが、エネルギーになっているようです。

当たり前のように生きているけれど
それは当たり前なんかじゃなくて、生まれたときから誰かしら何かと闘いながら、何かを背負いながら生きているんですよね。
たくさん笑って
たくさん泣いて
いっぱい愛して
神様じゃないから、全ての人を笑顔にすることは出来なくても
せめて、自分とかかわる人とくらいは優しい時間を共有したいですね。

たびたまさんのお母さんの痛みが、少しでも楽になりますように。

本音を言える相手が たった一人でもいる ということが
かなり 大きな支えになっているんだと思います
とくに 明るく振る舞って 周囲に痛みを見せない人はね(^ ^)
お母様 お大事になさってくださいね
by たびたま

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ぜひ URL欄にアドレスを残していってくださいね
(もちろん ブログがない方のコメントも 大歓迎です)   by たびたま